スウェーデン語の動詞 1 不定形

新しい言語を学ぶなら、まずは動詞をひたすら覚えよう。
「座る」のも、「横になる」のも、「ぼーっとする」のも行動。
人は生きて心臓が動くかぎり、なにかしら行動しているものだ。

不定形ー
スウェーデン語にはもちろん時制があって、動詞を辞書で調べるとき、時制から不定形を推察する必要がある。
不定形」というのは名詞にも登場したけれど、単語の元の形。
文章に不定形が登場するのは下記の2パターン。

1. 不定詞att+動詞(不定形)
Jag tycker om att sova på vårar. (わたしは春に眠るのが好き)
Det är svårt att tala svenska. (スウェーデン語を話すのはむずかしい)

2. 助動詞+動詞(不定形)
Oskar kan dricka de tre ägg. (オスカーはその3つの卵を飲める)
Man får inte röker här! (ここは禁煙です!)

動詞を覚えるコツってあるんだろうか?
動詞にイメージを何重にも染みこませるようにはしているけれど、どうだろう。
たとえば、älska(愛する)にはショッキングピンクのハートが飛び跳ねているイメージ。(静かな愛など多種多様な「愛する」表現が出てきたらイメージを更新しなければならない)
resa(旅行する)は「リェーサ」と舌を転がすような発音なので、スーツケースの車輪をコロコロ転がしているイメージ。
イメージの出汁をしみこませて美味しい動詞がいくつもしあがるのを待つしかない。