スウェーデン語の動詞 2 現在形

現在っていつのことだろう。
「今」は一瞬一瞬消え去っていき、シャボン玉より儚いのに、その存在は人類と同じほど古く強固だ。

ー現在形の用法ー
現在形は下記の用法がある。
1) 現在の行為
Jag äter en citron.(レモンをひとつ食べています)

2) 一般的な事実
Jorden är rund.(地球は丸い)

3) 習慣
Hon springer varje afton.(毎夕、彼女は走っている)

4) 未来
Jag åker inte till Island nästa år.(来年アイスランドには行きません)

5) ○○をするなら□□(現在形)をする
Om du stör mig en gång till kastar jag boken på dig.(もういちど邪魔されたら本を投げる)

6) 歴史的な現在

スウェーデン語の「現在形」で特徴的なのは未来を表現できるところ。
助動詞skaを使うと不確実な未来だが、現在形を使うと確実な未来を表す。
Hon hackar lök imorgon.(明日、玉ねぎをみじんぎりします/確実にみじんぎりする)
Hon ska hacka lök imorgon.(明日、玉ねぎをみじんぎりするかもしれません/明日みじんぎりするかもしれないし、しないかもしれない)

ー現在形の活用ー
現在形は不定形(元の形)から語尾を変え活用する。
活用のパターンは下図のとおり

画像1

第1活用~第4活用まであるけれど、動詞の7~8割は第1活用なので怖がることはない。